私たちの個人主義

ゆとり世代の人生戦略

書評

「なめらかなお金がめぐる社会。」感想と書評。小さな経済圏とは? 若い世代が幸せに生きるためのヒント。

なめらかなお金がめぐる社会。あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。 自分のキャリア(というか幸せだと思える生き方)を考えるにあたって 新しい社会のかたち(評価経済/共感経済/信用経済)を理解する 新しい社会において…

「メモの魔力」書評と要約-自分の人生を生きるためのメモの技法

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book) 箕輪厚介さんと SHOWROOM 前田裕二さんタッグによる書籍第2弾「メモの魔力」を読みました。 前著「人生の勝算」が良著ですっかり前田さんのファン。今回の「メモの魔力」は以前にましての名著、そして何より…

【要約・まとめ】「鬼速PDCA」を読み込む。実戦前の徹底理解。

はじめに 「鬼速PDCA」があまりにも良著、かつ、今まさに自分が欲しているスキルの習得・実戦法が書かれているため、再読&要約とまとめを記す。 (kindle版だとハイライトがつけられて便利だが、図表のチェックやちょっとしたパートの読み返しに不便なため、…

「ザ・コーチ 最高の自分に出会える『目標の達人ノート』」

言葉の定義 目的:成し遂げようと目指す事柄 ゴール:目的のための最終的な目印 目標:目的を達成するために設けた目当て 夢: 将来実現させたいと心の中に思い描いている願い ヴィジョン:理想像・未来の光景 目標達成の手引き: まず、自由に夢や願望をリ…

「バッタを倒しにアフリカへ」あらすじと感想

バッタを倒しにアフリカへ バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書) 一人のバッタ博士がアフリカでバッタと、いや人生と格闘する話。本屋で偶然手に取り読んだ本だが、めちゃめちゃ面白い本だった。読売文学賞、中央公論・新書大賞、絲山賞受賞を受賞した作品…

「道楽と職業」要約と感想 ー 「好きなことで生きていく」を考えるメモ

「道楽と職業」の要約。 漱石は、他人のためにすることを職業、自分ためにすることを道楽、としている。 職業とは、他人のためにすることである。「他人のため」とはすなわち、他人の欲望を満たすことであり、一方、道楽とは、自分のためにすることである。 …

「私の個人主義」要約と感想 ー 自分の人生を「自己本位」に生きるための漱石からの助言

私の個人主義 (講談社学術文庫) 職業と道楽はこちら nskkr.hatenadiary.com 今年は夏目漱石生誕150周年、没後100年にあたる年だそうだ。 日本近代を代表する小説家、夏目漱石が世代を超えて多くの人から愛されるのは、 彼の言葉が現代を生きる私たちに、人生…